レース前に降った雨でパワーを帳消しにするマッドコンディションに激変した美山。転倒、メカトラ続出のサバイバルレースとなるなか、無事大きなトラブルなく走りきり、初のカンクロシングルリザルト６位を獲得出来ました！！
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関西シクロクロス第６戦は美山。パターゴルフ場と山を使ったコースでMTBerの私には相性の良いコース。とはいえ昨年は落車に巻き込まれて最後尾スタートを喫した苦い思い出もあるのでいろいろな気持ちが交錯します。
会場には昼試走前の10時頃到着。朝一にコースサイドへ車を入れる以外は駐車場と会場が離れてるので子連れには移動が不便なのが玉にきず。
試走時は天気も良くて、寒くもないし過ごしやすい。と思っていたら試走後ガッツリ雨が降って路面は完全にマッドコンディションに変化。タイヤはグリップ重視でマッドタイヤを、、、とか言ってみたいが、１セットしかないのでいつもどおりのSERAC CXを1.4barで。
雨対応といえば大変なのが子どもの関係。着替えはつきて、ポップアップテントは泥だらけ、、、来年は早起きしてコース横まで車を入れようと夫婦で心に誓うのでした。
アップは会場横を朝ライドC1メンバーでグルグルと。
スタートは人数少なくて２列目から。出だしはまあまあ良くて10位くらいで。
マッドコンディションのためスタート直後からレースは荒れ模様。
スタート直後はパターゴルフ場の芝路面。路面の細かい凹凸や、すでに出来上がった轍の影響でグリップがいきなりすっぽ抜けたりかなり難しい。前走者の挙動も明らかにおかしい感じで、普段ならコーナリング出口の加速でついていけないようなモンスターパワーのC1トップメンバーですが、パワーを帳消しにするツルツル路面に苦戦しているようで、後輪が流れてバイクが前に進んでいない様子。
山側のセクションに入ると次はツルツルの泥路面。登りは少しでも路面が掘れていないコースサイド部を使うもタイヤが掛からず降りて押す方が確実な区間も。下りは転倒者続出。バイクを直線的に走らせ、コーナリングでもハンドルに頼らずに身体を入れてバイクを立てる意識でコントロール。
©︎野中 ヒデト
先行者が次々とスリップダウンや転倒、コースアウトでペースダウンする中、オープニングラップからバイクコントロールに集中していたので、自分が何位を走ってるか全く意識してませんでしたが、気づけばなんか周りのメンバーがいつもと違う。なんと視界に川村くんがいるではないか！？
©︎chi-
↑２周目山側ピット直後の様子
どうなってるの？よくわからないけど、めちゃくちゃ良いポジション走ってるに違いない。スリッピーな路面にうまく対応できて、大きなミスなくレースが進められているのがかなり優位に働いている様子。
コントロールラインに戻るとガラパさんの実況で、なんと３位走行中の模様。
©︎野中 ヒデト
↑川村くんに先行する筆者。試走ではない。レース中というから驚き。
３周目辺りからリア変速が不調で1.2枚ギアがかからない感じに。このへばりつく泥コンディションなのでやむを得ない。川村くんはパワーあってバイクコントロールも上手く、山側の頂上付近の登りも絶妙なトラクションで乗車。こちらはランニングで追いかけてレース中に良いもの見せてもらいました。
４周目、チームメイトからピットでのバイクチェンジの用意が出来ているとの情報。まさか自分がレース中に戦略的にバイクチェンジするとは思っても無かったし、そんな戦闘力のある予備車でもないけど、せっかくのレースをメカトラでパーにするのは惜し過ぎるので、仲間のサポートで予備車へバイクチェンジ。
予備車と呼んでるこいつは普段の通勤用のため、ギアは合ってないしタイヤは減ってるしでこのコンディションをまともに走るのも難しい。メインバイクがパンクしたりして走行不能になった時の非常用に一応持ってきてるだけだったのでまさか勝負どころで使うことになるとは。
©︎野中 ヒデト
でも今はすべこべ言ってる暇はない。チームメイトがピットで頑張ってくれてる。メインバイクよりもラン多めで切り抜けて、ペースは落ちたけどなんとか１周走りきって再度バイクチェンジ。
洗車で生まれ変わったメインバイクへバイクチェンジ後はコッシーさんとパック。
©︎chi-
シングルスピードでC1トップクラスの走り。彼のテクニックはC1でも間違いなくトップクラス。この難しいコンディションでコッシーさんと走れるとは感慨深い。コーナリング、スピードの乗せ方、ボディーバランスの全て上手い。
ラインをコピーさせてもらうとこれまた楽に速く走れる。そして楽しい。
洗車してもらって軽くなった車体が後押ししてくれて、パックで前を追う良い展開に。
©︎野中 ヒデト
コースサイドではメカトラ復帰に手間取る選手を多数確認するも、洗車してもらったおかげで自分のバイクはメカトラの予兆もなし。ピットサポート本当にありがとうございます！
コッシーさんにはコーナリングのたびにジリジリ離されつつも、こちらはこちらで掘れた轍を外して芝との境目を狙ったり、アウトからスピードに乗せたコーナリングにとラインを工夫させながら、なんとかスピードが維持できるライン取りを意識して周回を重ねる。
現在４位！マジか！？って感心してたらラストラップになって堀川選手と村田選手にサラリとかわされて２つポジションダウン。スピードというか、土壇場での勝負強さが違う。常に上位で厳しいポジション争いを繰り広げるメンバーは粘り強い。
©︎野中 ヒデト
それでも過去最高順位になることは間違いなし。きっちり乗って、きっちりランニングして、落ち着いてコントロールラインへ。
©︎Mr.LJ
カンクロで初のシングルリザルト６位！
いやぁうれしい！！
パワーが伝わらないツルツルマッドコンディションが味方して、チームメイトがピットサポートで支えてくれて達成できたミラクル。アイウェアでマッドコンディションでも快適な視界を提供してくれたDOUBLE O Glasses GEARさんやバイクメンテしてくれたまうとくんにも感謝ですし、この雨泥のなか応援サポートしてくれた家族にも感謝です！
反省点もあるけれど、まずは自己ベスト更新を喜びたいと思います。次戦以降、こんなに上位走れるのか？まぁ引き続き頑張っていきましょう！！
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12/13 関西シクロクロス第６戦 美山C1
リザルト：６位／出走４３名 １３％
（７周回 ５５：３８＋１：２５完走４１名 フルラップ完走３０名）
ウェア
アイウェア DOUBLE O Glasses GEAR
FRAME：Helium-RX
SHINeeBLACK・レッドラインエッジ
LENZ：+ZEROコントラストCLEARyellow
ブルーパワーコート L・W・Cコート
ヘルメット ABUS GAMECHANGER
ウェア 朝ライド長袖ジャージ 朝ライドビブ（WAVE ONE）
インナー ファイントラックパワーメッシュ
グローブ GIRO DND
シューズ GIRO EMPIRE VR90(スパイク付)
アップオイルイナーメ・スポーツアロマ For CX
機材
バイク GIANT TCX Advanced PRO2 2016（ディーラー GIANT Store KYOTO SHIMEI）
タイヤ IRC SERAC CX TUBELESS X-Guard 700×32c 1.4bar
ホイール FORMOSA C5025（製作 TOM'S CRAFT）
ギア 46-36t
カセット11-28 11S
コーティング WAKO'Sバリアスコート
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リンク：度付バイクメガネ・度付スポーツメガネ・度付ゴーグル・度付サングラスプロショップ DOUBLE O glasses GEAR
