YAMACHIKA BASE(山近チャリ5分)

里山のふもとに暮らし、いろいろな遊びをする夫婦のブログ。主に自転車、ときどきDIY

トレイルライドキッズ(小学1年生)に贈る子供用本格マウンテンバイク COMMENCAL RMNS24

シクロクロスシーズンも終了し、本格的なトレイルライドシーズン到来(真冬でも乗ってますが)。ということでこのタイミングで長男くん新車に乗り換えです。

COMMENCAL RMNS24

f:id:shiverchi-blog:20240225132329j:image今回乗り換えたのはCOMMENCAL RMNS24。

大人のバイクとそっくりなデザイン。それでいて可愛らしさと元気良さが伝わってきます。


f:id:shiverchi-blog:20240225123512j:imageタイヤはVEE製24×2.6を標準装備

大人のバイクでも2.6は幅広ですが、24インチだと尚の事幅広に見えます。


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ブレーキはテクトロの機械式のディスクブレーキ。以前長男くんが乗っていたバイクはVブレーキだったため、制動力が格段に向上しました。


f:id:shiverchi-blog:20240225123401j:image駆動系は7sが標準ですが、手持ちの11sに載せ替えました。互換性があるのが良いところ。

チェーンステーガードも立派な専用品がおごられています。


f:id:shiverchi-blog:20240225123440j:image30tのギアはナローワイドではないのですが、チェーンデバイスがついています。


f:id:shiverchi-blog:20240225123552j:imageコメンサルのロゴがイケてます。ちなみにボトルとボトルゲージはGIANTのキッズ用を装着。コンパクトサイズのフレームにはこれがジャストフィット。子供の力で無理なく出し入れ出来るところもいいですね。


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ラモーンズのロゴ。コメンサルらしくて素敵。


f:id:shiverchi-blog:20240225123621j:image朝6ステッカーもシルエットカメオ(カッティングマシン)で自作してステッカーチューン済み。

 

ここが良い

子供車を選ぶとなると、大人のバイクよりも相当難しいということ気づかれるのではないでしょうか。

とにかくパーツ構成が問題です。

子供の体格に合わせて小さく作るのですが、見た目の問題からか予算の関係からか、時より首を傾げたくなるようなパーツ構成が見受けられます。

小柄な子供が取り扱うのだから軽い方が良いのですが、見た目ばかりので重いサスペンションがついていたり、BBハイトがそう高くないのに大人と同じクランク長が165mmもあるクランクがついていたり。

その点COMMENCAL RMNS24はフロントサスは無くリジッド仕様で軽量化を意識しています。クランクもクランク長127mmの専用品でライダーの体格がしっかりと意識されています。ちなみにサドルも小柄な専用品です。

こうやって専用品ばかりだとカスタマイズやアップグレードの自由度が気になるところですが、ステムやハンドルは31.8mm シートポスト27.2mm Fハブ100×15mm Rハブ142×12mm ディレーラーハンガーに至っては最新式のUDH搭載(お父さんのバイクよりも最新式!しかもお安い!!)というところでカスタマイズ性や補修性を損なっていません。

 

ここがなぁと思うところ

このバイクの不安点としては標準の7sギアでは登りでギアが足りないというところでしょうか。

それについては後からローギアをより軽いものに交換すると良いと思います。フリーボディーが11sまで対応していたので、私は予備で在庫していたM8000の42tを丁度投入することができました。

大人の使い古しが意外と子供車にはマッチすることも多いので、外したパーツは在庫しておくと助かります。

あと、子供車全般に言えることですが重いです。軽量をある程度意識してると思われるCOMMENCAL RMNS24で実測重量11.9kg(ペダル込み)。大人のXCバイクより重いです。頻繁にコケて頻繁に押す子どもにとっては重いだけで自転車が嫌になってしまう。とはいえこれはコストと強度の兼ね合いなので簡単にはクリアできない課題です。

所感

小学1年の長男くんはこのバイクが気に入り過ぎてドンドン走りたいと2日連続で朝ライドにお邪魔させてもらいました。やっぱり良いバイクは大人も子供も関係なく虜にさせるんでしょう。

見た目ばかりの”ルック車”と違い走った感じを見ていても、トレイルを不安なく走っていけるしっかりとした作り込みがされているなと感じます。このあたりはフレームの剛性でしょうか。

サスペンションはありませんが、24×2.6インチのタイヤのエアボリュームは十分で、体重20数kgのライダーではタイヤ空気圧0.5barでもリム打ちする気配もありません。

前後リジッドで基本を感じ取ってもらえればと思っています。

ギア比が大幅にローギア化されたので、依然と比べて格段に登坂できるトレイルが増えました。下りの走破性はタイヤ幅の拡大と車輪の大径化で20インチの時から比べると見違えるほどに。

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しかしながら小学1年生には少々重たい車体なので押し担ぎはまだまだお父さんの出番です。

まあいろいろ書きましたが、カッコいいですよね。お父さんも乗りたいよCOMMENCAL

 

購入先

今回のバイク、私はいつもお世話になっているトムスクラフトさんで購入させていただきました。

tomscraft-mtb.com

店長さんが同世代でお子さんもいらっしゃるので子供車のこともしっかり相談できてオススメです。(もちろん本格的なMTBのことも)

 

というわけで、トレイルライダーなお父さんお母さん。お子さんと一緒にトレイルライドの際はぜひ。

 

番外編

本人お気に入りのバイクならメンテナンスも一生懸命。

f:id:shiverchi-blog:20240226155939j:image生きた現場の子育てにも役立つ!?