shiverです。
シクロクロスとMTBのレース用に使っているGIRO EMPIRE VR90
サイクリングシューズながら紐靴タイプなのですが、このフィッティングが非常に気に入ってます。
さて、今日はその靴の底の部分の話なのですが、
新品の時はこんな感じで当然キレイなのですが、レースではきこむとそれなりに傷んでくるわけで。そんな時、烏丸半島でスパイクをつけようとしたらスパイク部分の取付部をカバーしてるボルトのねじ山が潰れているではありませんか!!
ネジザウルスを駆使してなんとかボルトの離脱に成功しましたが、ボルトは再起不能に、
とりあえずトレイルライド用のシューズもGIROだったので、ボルトを移植して、一応蓋だけしてはみたのですが・・・
GIROのアフターパーツとしてボルトだけのラインナップはないので困っていたところ、購入もとのwhoo bicyclesさんから代理店のdiatecさんにご無理をお願いしていただき、diatecさんご好意でボルトを送っていただきました!これで解決!と思いきやこのボルトがハマらない。
EMPIRE VR90は特殊で、他のモデルと形状が違うとのこと。EMPIRE VR90用のボルトは代理店でも無いため、他のモデルのもので取り急ぎ対応して下さいとのことでした。EMPIRE VR90用のボルトは頭が6角形になっていて、ワッシャー側の6角形の形状にフィットするように作られています。GIRO靴の裏やのに凝ったもの作ったなぁ・・・
日本の代理店に無いのであれば、事実上入手は不可能。これはもう作るしかありません。
先に言っておきますが、特殊な金属加工技術は持ち合わせておりませんので素人DIYで解決します。金属用のヤスリと万力を使って、ボルトの頭を削る作戦です。
新品のネジでやるのは気が重いので、トレイルライド用のシューズからとってきたボルトでやります。万力にボルトを固定して、ヤスリでゴリゴリと削ってはスペーサーにあてがうの繰り返し。
お、案外良い感じです。微調整を繰り返してはめてみると
やったぁ!!ハマりました!!
どうでしょうか?どちらのボルトが正規かわからない!とまではいかないものの、ピッタリ元通りに収まって、本人的には満足です。
また一層愛着が湧いてしまいました。治せてよかった。